|
タイトル名
|
メーカー、ブランド名
|
総プレイ時間
|
9-nine- はるいろ
はるこいはるのかぜ
|
ぱれっと
|
5 時間前後
|
|
シナリオ
|
グラフィック
|
音楽
|
キャラクター
|
総合点数
|
個人的評価
|
|
A(24/30)
|
A(16/20)
|
A(16/20)
|
A(25/30)
|
A(81)
|
B+
|
初めに(前書き)
今回は 9-nine- はるいろはるこいはるのかぜ 単独の
レビューとなっています。9-nine はシリーズとして一応
4 作品と+αが発売されていますが、私は 1 作目である
9-nine- ここのつここのかここのいろ (以降前々作と表記)と
9-nine- そらいろそらうたそらのおと(以降前作と表記)を
クリアしてから 9-nine- はるいろはるこいはるのかぜ (以降
本作と表記)をプレイしてクリアした段階で今回のレビューを
書いていますので次作をクリアした後に評価が変わる可能性が
あります。その点はご了承ください。また、前作や前々回の
レビューでも書きましたが、当時プレイした人とは 温度感 が
違います。何故なら続編を待たずにプレイ出来るので、その
辺りの感覚の方もレビューの内容に反映されている可能性が
あります。その事を理解された上で問題ない人のみこの先を
読んで頂けると幸いです。
総評
全ての項目で明確な欠点がなく完成度の高いゲームというのが
本作の評価です。前々作や前作での欠点である本筋の物語の
シナリオも評価できる…というかこれまでの多くの謎が解明
されていく部分は面白かったですね。前々作や前作と同様に
グラフィックの出来は相変わらず高いですし、音楽は今回良い
BGM がいくつかあって印象に残っていますね。キャラクターの
方もサブキャラクターを含めて印象的なシーンが多く 1 人を
除いて魅力的に仕上がっていました。まだ、シリーズが完結
していないので最終的な評価がどうなるかは分かりませんが
次作が本作以上の完成度だった場合は 名作 のラインに入って
くると期待したくなりますね。いずれにしても本作は現状では
シリーズの最高傑作で前々作や前作をプレイした人は買って
損はないと言い切れる完成度だと思います。
あらすじとプレイについて
基本的には前々作や前作と同様ですね。簡単にまとめると
特に特色のない学園都市に通う主人公の翔は神社に祀られた
「神器」が破損した事がきっかけとなり異能に目覚めた少年
少女達が巻き起こす数奇な運命に巻き込まれていく…アーティ
ファクトユーザーの組織「リグ・ヴェーダ」との対立。そして
そのメンバーの 1 人。香坂春風と関わる事で始まる事により
物語は佳境へと進んでいく…魔眼のユーザーの正体にソフィー
ティアの秘密とは一体…(一部公式サイトより抜粋)といった
感じですね。
総プレイ時間は 5 時間前後ですね。ほぼ一本道と考えていい
です。前々作や前作よりも選択肢に悩む事はないと言って
いいです。大雑把な区切りとしてオープニング曲が流れる
までが 1 時間半前後。そこから追加で 1 時間半前後。で
次の区切り。その場面からもう一度同じ時間ぐらい進めると
エンディング曲が流れます。全体的な流れはこんな感じです。
シナリオ
前々作や前作と同様に共通ルートのような物はなくてずっと
ヒロインである春風の個別ルートを進めていく形です。ただ
上の「あらすじとプレイについて」で書いている次の区切り
辺りで本格的に個別ルートに入ると考えてもらっていいです。
本格的に魔眼のユーザーの正体や「リグ・ヴェーダ」の目的。
そしてあえてこう書きますが黒幕の目的などを中心に描写して
本格的に個別ルートに入ると春風の思いや考え方に気持ちを
中心に描写しながらも彼女の…そうですね。少し強い言葉を
使うなら 決意 を中心に描写しています。
前々作や前作のレビューでも書いた、何処に 比重 を置くか。
本作ではこれは重要ではないです。と言うよりも本作では
公式サイトの「コンセプト」のアーティファクトユーザーに
よる組織の対立。リグ・ヴェーダの目的、犯人の本当の目的
とは……?共に行動することで育む恋心の行方とは。との事
ですが。どの内容もキチンと不足なく描写してします。まあ
人によっては描写が弱いとか足りていないと感じる人がいても
おかしくはないですが、前作。特に前々作と比べるなら間違い
なく本筋に当たる魔眼のユーザー関連のお話は進展しました。
個人的な感覚としてはこれまでの謎や伏線は 7 割〜 8 割は
回収してきた気はしています。もちろん全てが回収されるか
どうかは次作に持ち越しではあります。ただ、今作は前々作や
前作と比べると納得の 区切り でしたね。別の言い方ならば
読後感が爽やかです。とはいえシナリオの評価としてはこれが
現状の限界ですね。本筋の話は次作でその真価が問われる事に
なるでしょう。一方で「共に行動することで育む恋心の行方」
こちらについても高く評価しています。前作の天の「秘められた
恋心」を中心とした恋愛描写も私は高い評価をしていましたが
本作の「共に行動することで育む恋心の行方」も決して引けを
取らない出来でした。後でキャラクターの方でも少し書きますが
春風が上手く話せない理由や軽く暴走しちゃう所も含めて
春風の成長と変化を上手く描写していた所は評価できますね。
シナリオのまとめとして本筋のお話と恋愛描写を高いレベルで
両立していましたが、両方とも 名作 ラインには足らない。と
いった感じですかね。
グラフィック
前々作や前作と同様に立ち絵のクオリティーは相変わらず高い
ですか、今作は更に春風の能力の使用時の一枚絵の動かし方に
「おお…いいな」と思わず声が出ました。それでけでなく他の
一枚絵も印象的な物が多いですが、個人的にはやっぱりとある
3 人 が写っている一枚絵ですね。少し ネタバレ な部分がある
ため詳しい事は書けませんがこの 3 人 が登場した事で物語の
本筋が一気に進み始めたように感じます。そういった意味で
印象に残っています。また、前々作や前作と同様に H シーンも
アニメーションで動きますが、今回は何故か前々作や前作より
動きがエロく感じました。しっかりと実感出来るレベルでの
差はなかったはずなんですが…まあ、ここは個人的に感じた事
なのでグラフィックの評価には含めていませんが。
音楽
前作や前々作よりも評価を上げました。変わらず使われている
前々作のオープニング曲である ReAliZe ピアノバージョンの
BGM も良かったですが前作オープニング曲 ソラノキオク と
ハルトキ 〜Spring Moment〜 という本作のオープニング曲の
ピアノバージョンも良かったです。それだけでなく他にも 2 つ。
zepto earnest と sanity extran eous の BGM が印象に
残っています。前者はとある3人が揃った少し後。後者は終盤の
熱い場面で流れたのですが、場面に良くマッチしていました。
そして、エンディング曲の そして愛になる ですよ。いや。
サビの部分の「この先に何があるのか分からないけど大丈夫。
そばにいるそばにいるからね」そしてラストの「キミの隣で
笑っていたい。ずっとね」の歌詞が染み渡ります。本当に、まあ
そもそも曲のタイトルが反則ですけどね。春風の物語として
考えた場合のシンクロ度は 素晴らしい としか言えないです。
ここまでべた褒めなのに評価を A+ にしていない事に疑問を
持たれた方もいるかも知れませんが A+ にするならもう一曲。
そして愛になる レベルをオープニング曲に求めたかったです。
いや、ハルトキ 〜Spring Moment〜 が駄目だった訳ではない
ですよ。むしろ曲のレベルは高いです。ですが、後半歩足りて
いないと私は感じてしまったので今回はこの評価にしています。
本当にギリギリまで評価に悩んだ程に音楽のレベルは高かった
ですね。
キャラクター
今回、メインヒロインの春風は一番最後に回します。まずは
主人公の翔君からです。前々回と前回で分かっていた事では
ありますけど、やっぱり節操ナシでクズで童貞丸出しな所は
あってもカッコいいですね。特に今作の終盤での覚悟を決めて
進む姿はたとえ分かっていても中々出来る事ではないですし
「守る」と決めた人を全力で守ろうとする姿は良かったです。
次にサブキャラクターですけどやっぱり注目は与一ですね。
前作ラストの会話を素直に考えると魔眼のユーザーが彼である
可能性が高く、彼の真意は何処にあるのだろうかと考えたく
なる終わり方でした。そして本作での彼の言動は好き嫌いは
あるにせよ キャラクター としてのインパクトは十分にあり
次作での行動も非常に気になりますね。後はゴーストの方も
どうなるんですかね?前々作での顔見せ(ほぼ出てないけど)
からの前作のラスボス的な立ち位置であった彼女。本作では
個人的に少し思う所はありますが、魅力という点においては
新たなる一面を見せてくれた所は評価出来ます。そして前作
メインヒロインの天と次作のメインヒロインである希亜の
2 人の動き方も良いです。天は前作で見せた恋心を封印して
あくまで普段通りに翔へ接する所は前作を楽しんだ私には
少しだけ苦しい所もありましたけど、彼女のテンションと
ウザさ。そして翔と兄妹としてのやり取りも見てると自然と
笑っていましたね。希亜の方は今までほとんど翔とやり取りを
していませんでしたが、本作でのとあるシーンを見た後は
実は結構可愛いのかもと思うようになりました。これこそ
ギャップ 萌えの王道ですね。次作でも期待が持てます。そして
それだけでなく、本作終盤で春風を言葉で奮い立たせる場面も
彼女の魅力が出ていますね。さて後はメインヒロインである
春風の事を書きたい所ですが、ここまで全く触れていない
都の事を書いておかないといけませんね。いや、だって何を
書いたらいいのですかね?そりゃ確かに彼女は前々作のメイン
ヒロインなので、前作ではあまりスポットが当たらない事は
仕方ないと割り切りましたよ。でも本作は前作のメイン
ヒロインにも次作のメインヒロインにも多くはないとはいえ
出番や魅力を発揮するシーンがちゃんとあった事を考えると
都はやっぱり出番が少なかった上に魅力的なシーンがほとんど
なかったと言っても過言ではないはずです。正直都の件が
もう少しマシならキャラクターの評価はもう一段上にして
いましたね。さて、では最後に春風についてです。事前の
予想とは色んな意味で違いましたね。私は普段の姿と女王の
姿。2 つの変化のギャップ が魅力の鍵になるのかなぁと何と
なく考えていました。結論としては間違いではないですが
予想よりもずっと良質に春風の魅力が描写されていました。
彼女が今に至る話。変わろうと頑張る話。そして最終的に
彼女がどうなったか。どれをとっても丁寧に描写して春風の
魅力を引き出そうとしていました。もちろんキャラクターの
好き嫌いはありますよ。私だって現状なら春風よりも天の
方が 総合的に見て 好きですから。そんな私でも春風の頑張りや
努力を見ると純粋に良いヒロインだなと思いますし、春風が
一番好きだと言う人が人がおかしいと言う気はありません。
Hシーン
前々作や前作と同じように回想シーンに 3 つ 収録されて
います。プレイ内容に授乳手〇を用意しているのは春風という
キャラクターによく合っていたと思います。まあ、私は別に
好みではないのでそこまで響かなかったですが。後は個人的に
フェ〇での春風の表情がとてもエロいと思います。正直この
表情が色んな意味で良かったですね。本当に。最後に軽め
ですが目隠しのSMプレイを入れているのも良かったのでは
ないかなと思います。ただ、どうせ入れるならもう少し重めに
しても良かったかな個人的には思います。ええ。個人的に。
…この後具体的に書こうかなと思いましたが特に需要はないと
思われますのでここで終わります。
最後に一言
さあ、どんな結末を迎えるのか…
このレビューに関することはこちらのweb拍手からどうぞ。
|